気づきにくいパンクのリスク|もう慌てない!緊急時の対処方法5選

*本ページはプロモーションが含まれています
*本ページはプロモーションが含まれています
パンクの原因の釘をプライヤーで抜くカー用品

毎日の生活で欠かせない自動車ですが、その中でもトラブルが発生しやすいのがタイヤのパンクです。

「タイヤのパンクなんて、滅多に起きないだろう」 そう思っていませんか? 実は、JAFロードサービスの出動理由で最も多いのが、このタイヤのパンクに関するトラブルなのです。

実際、タイヤのパンクは非常に一般的で、ドライバーにとって身近な問題です。

特に長い間運転してきたシニア世代の皆さんにとっても、決して対岸の火事ではありません。

パンクは、場所や時間帯を選ばず、誰にでも起こりうるトラブルです。

事故に繋がる可能性も高く、日頃から事前知識を身につけておくことが大切です。

この記事では、タイヤのパンクが意外と多いトラブルである理由と、万が一の時に知っておきたい応急処置方法を詳しく解説します。

最近の自動車はパンクに気づきにくい?

シニア世代に知ってほしい現代車の特徴と対策

「パンクしたら、すぐにわかるでしょ?」そう思っている方は要注意!

かつては、パンクするとハンドルを取られたり、ゴーゴーと大きな音がしたり、車体が大きく傾いたりするなど、分かりやすい異変がありました。

現在の自動車は技術が日々進化しており、以前に比べて非常に快適で便利なものとなっています。

しかし、これらの進化には一部の運転者にとって思わぬ落とし穴が存在します。

それが「タイヤのパンクが気づきにくい」点です。

たまに、パンクに気づかずに、ゴーゴーと音をさせながら走り続けている車を見たりしませんか?

特にシニア世代の皆さんに知っていただきたい、現代車がどうしてパンクに気づきにくいのか、そしてそれに対する対策を紹介します。

高性能なサスペンションと乗り心地

現代の車は高性能なサスペンションシステムを採用しており、路面の凹凸や衝撃をよく吸収します。

これにより、乗り心地は飛躍的に向上していますが、反面、タイヤの異常やパンクによる小さな振動や振れが感じ取りにくくなっています。

低ノイズ設計

最近の車は車内の防音、静粛性が重視されており、エンジン音や路面ノイズが大幅に軽減されています。

このため、タイヤのパンクによって発生する異音や違和感に気づきにくくなっているのです。

タイヤのパンクが多い理由と原因

タイヤに刺さった釘をプライヤーで引き抜く

タイヤのパンクは、以下のようなさまざまな要因で発生します。

道路上の異物

釘やガラス片など、道路上の異物がタイヤに刺さることでパンクすることがあります。

特に工事現場の近くや、未舗装の道路では、このような状況が頻発します。

タイヤの老朽化

昨今の厳しい経済状況もあり、タイヤなどの消耗品を長く使おうとする流れが増えています。

長年使用したタイヤは劣化しやすくなり、微小な亀裂が発生します。

これらの亀裂が大きくなることで、パンクが起こります。

不適切な空気圧

タイヤの空気圧が適正でない場合、駐車や走行中の衝撃でパンクしやすくなります。

特に低すぎる空気圧は、縁石などを乗越える際にホイールと縁石が直接当たり、タイヤに穴が開くリスクを高めます。

パンク時の応急処置方法

突然のパンクに襲われると、頭の中がパニック状態になってしまいます。

落ち着いて行動できるように、考え方を整理しましたので、あらかじめ知っておけば、万が一のときの心の準備になることでしょう。

パンクに気づいたらまずは安全を確保

三角表示版を置いて安全確保する

パンクに気づいたら、まずは安全に車を道路の端に寄せて停車します。

ハザードランプを点灯させ、後続車に注意を促します。

特に夜間や視界が悪い場合は、反射材付きベストを着用し、三角表示板を設置して他の車に存在を知らせます。

自動車任意保険会社に連絡する

JAF会員であれば、迷わずにJAFに救援要請するのもいいですが、近年では、多くの自動車保険会社が、ロードサービスを標準付帯したり、オプションで付けられるようにしたりしています。

ロードサービスの内容は保険会社やプランによって異なりますが、以下のようなサービスが含まれていることが多いです。

  • レッカーサービス
  • タイヤ交換
  • バッテリー上がり対応
  • ガス欠時の燃料補給
  • キー閉じ込め時の解錠

これらのサービスが無料で、あるいは回数制限付きで利用できる可能性があります。

保険会社に連絡する際には、以下の情報を用意しておくとスムーズです:

– 車両の登録番号(ナンバー)または保険証券番号

– 現在の車の位置と状況(詳細な住所や目印など)

– パンクしたことを伝え、直ちに支援が必要である旨を説明

その他のサポート

宿泊費や交通費の補助がつく場合もあります。

これらのサービス内容は保険会社や契約プランにより異なるため、普段から自分の保険プランの内容をきちんと理解しておくと良いでしょう。

クレジットカードに、ロードサービスが付帯していないか確認する

下記のような一部のクレジットカードには、自動車のトラブルに対応するための無料ロードサービスが付帯しています。

このサービスを利用することで、パンク時にも迅速かつ手軽に助けを求めることができます。

  • イオンカードセレクト
  • セゾンカードインターナショナル
  • JTB旅カード JMB
  • CLUB AJカード
  • ENEOSカード S
  • apollostation THE GOLD セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カード
  • TOYOTA TS CUBIC CARD

無料レッカーサービスが付帯してない場合は、JAFに連絡

JAFのレッカー車

イザという時に頼りになるのが、JAFなどのロードサービスですが、焦ってしまって必要な情報が伝えられない… 。

そんなことにならないように、JAFを呼ぶ際に気をつけるべきポイントをまとめました。

加入状況の確認

JAF会員証を手元に用意し、有効期限が切れていないか確認しましょう。
会員情報と異なる車両を利用している場合は、その旨を伝えましょう。

正確な位置情報の伝達

現在地の特定はスムーズなサービス提供に不可欠です。周囲の目印になる建物や道路標識などを伝えられるようにしておきましょう。
スマートフォンアプリで位置情報を共有するのも有効です。

車両情報の伝達

正確なサービスを受けるために、車種名、ナンバープレート、車体色などを伝えましょう。
タイヤのサイズや種類がわかる場合は、併せて伝えるとスムーズです。

状況説明は落ち着いて

パンクした状況や走行距離などを落ち着いて伝えましょう。タイヤの状態がわかるように、写真を撮影しておくのも良いでしょう。

数百メートル先の修理工場に直接行って、レッカーを依頼したことがありますが、かなり割高でした。
JAFやクレジットカードなどの会社を通して依頼した方が、リーズナブル料金になりますね。

パンク修理キットを使って自分で直す

プラグ式パンク修理キットで応急処置

繁忙期で、レッカー車の到着に時間がかかりそう。

街中なので、遠からず修理できるお店がある。

昼間なので明るいし、雨も降ってなく、作業できるスペースもある。

幸いパンクにすぐ気づいた。

パンクの原因となる箇所が明確にわかる。

そんなときは、パンク修理キットで直すこともできます。

パンク修理キットの種類

最近のモデルには、新車時からスペアタイヤが装着されておらず、パンク修理キットが搭載されているものが多くなっています。

パンク修理キットには、薬剤注入型と、プラグ差し込み型の2種類あります。

新車時から搭載されているパンク修理キットは薬剤型で、空気注入バルブから薬剤と空気を注入するタイプです。

注入後、少し走行することで、パンク穴から吹き出た薬剤によって、穴をふさぐというものです。

しかし薬剤注入型パンク修理キットは、おすすめできません。

タイヤを外すことなく簡単に修理できますが、タイヤの中が粘着性のある薬剤で汚れ、タイヤ交換するためには、薬剤の洗浄、拭き取りの手間が増えてしまいます。

そのため、業者で修理を断られたり、パンク修理代金に追加して、再生料金が発生する場合もあります。

タイヤだけでなくホイールごと交換というケースもあり、結局高く付くことになってしまいます。
パンク修理キットは、プラグ差し込み型をおすすめします。

プラグ差し込み型パンク修理キットの手順

1.ジャッキアップして、パンクしているタイヤを外す。

2.刺さっている釘などを、プライヤーで取り除く。

3.キット付属のスクリュードライバー(ヤスリ)で穴を整える

4.穴が開いている部分に、接着剤を塗ったプラグという修理材を差し込む。

5.はみ出たプラグをカッターでカットする。

6.車載のコンプレッサーで空気を注入する。

7.元通り、タイヤを装着する。

プラグ式修理キットでパンクを修理後、数年走ったことがあります。意外と耐久性もあるようですね。
安いものなので、車1台につき1キット、搭載しておくと安心ですね。

       \ 意外と簡単にできるパンク修理キットは、こちら! /

まとめ

以上、タイヤがパンクしたときの心構え、対処法をご紹介しました。

毎日の生活で欠かせない自動車ですが、その中でもトラブルが発生しやすいのがタイヤのパンクです。

実際、タイヤのパンクは非常に一般的で、ドライバーにとって身近な問題です。

日頃から対処法を知っておくことが大事です。

パンクしてしまったら状況次第では、パンクしたタイヤに高めに空気を充填して、自走でゆっくり走って、近くの修理工場に持ち込むということも考えられますが、リスクも伴います。

まずは落ち着いて、自動車保険やクレジットカードの無料レッカーサービス、JAF(未会員の場合は有料)に連絡しましょう。

また、イザというときに慌てないためにも、プラグ式パンク修理キットは搭載しておきましょう。